確定申告書の整理番号

https://www.keisan.nta.go.jp/h29yokuaru/kessansyo/seiribango.html
>番号欄には何を入力したらよいですか?
>整理番号がお分かりにならない場合は、空欄のままで差し支えありません。

この番号は申告者を税務署ごとに追跡するための番号だと思われます。
でも、わからなければ入力しなくてもいい(わからないのだから当然か)。

しかしこの8桁の番号には法則性があるようで、左から2桁目と3桁目が苗字の1文字目を表しているようです。

具体的には2桁目があかさたな順で、1が「あ行」、2が「か行」という具合で、「や行」なら8ということですね。(ただし「や・ら・わ行」については後で補足説明あり)
そして3桁目は段を表していますが、0から2ブロックずつ使っています。「あ」の段なら0、「い」の段なら2、「お」の段なら8という具合です。2ブロックずつなので、1も「あ」の段で使われると思われます。

実際に名前がどのようになるかといいますと、「あ」から始まる人は2桁目が1、3桁目が0になります。同様に「き」の人は22、「そ」の人は38となります。
逆に整理番号から調べて、もし64だったら「ふ」から始まる名前の人と推測できます。

ただ、「や行」から使われない段(「い」と「え」)が出てくるためか、ここを空き番号にせず詰めて使われるようです。
「や」からの割当を説明すると、や=80、ゆ=82、よ=84、ら=86、り=88、る=90、れ=92、ろ=94、わ=96、となるようです。(もし「を」があるなら98?)
このことから2桁目に0がくることはないと考えられます。

残りの4桁目以降の後ろの5桁で、納税者に順番に割り振っていくと思われますが、5桁で表せる組み合わせはざっと10万人(社)分、2ブロックあるので20万人分ということになります。名前1文字あたりで考えると十分すぎるかな、とも思えますが、もしチェックディジットで1桁使っていたらと思うと、一気に2万人分しかなくなるんですよね。実際にチェックディジットがあるかどうかは不明ですが、かなり古くからある気がしますので無い可能性が高いですかね。

1桁目については、見たところ「0」で固定されていましたが、人口が多い首都圏では番号が足りなくなるかもしれませんので、ブロックが一杯になったら1桁目が1・2…と増えていくのかもしれませんね。もっとも首都圏でこの法則があてはまるかもわかりませんが。

ちなみに最初の方でも書きましたが、税務署ごとの割当てなので、税務署が違えば同じ整理番号になることも普通にあります。税務署番号5桁+整理番号8桁で同じ番号が重複して発行されることはありません。

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